レアル・マドリーのマルコス・ジョレンテ【写真:Getty Images】
クラブワールドカップ決勝が現地時間22日に行われ、欧州王者のレアル・マドリーと開催国王者のアル・アインが対戦。4-1の勝利を収めたマドリーが3連覇となる優勝を飾った。
決勝のマン・オブ・ザ・マッチには、チームの2点目となるゴールを記録したMFマルコス・ジョレンテが選出された。1-0で迎えた60分、CKからのクリアボールに合わせて低く強烈なシュートをダイレクトで叩き込み、勝利を大きく引き寄せた。
スペイン『アス』紙は試合後のジョレンテのコメントを伝えている。「夢には見ていたけど、すごく遠くて難しいことだと思っていた。トップチームに上がって決勝で勝てるようになるなんて全く予想もしていなかった」とクラブ世界制覇を喜んだ。
アラベスへのレンタルを経て昨季からマドリーに戻ったジョレンテだが、厳しいポジション争いの中で出場機会を得るのに苦戦。今季も11月まではわずかな試合にしか出場できず、移籍を検討しているとも報じられていた。
だがMFカゼミーロの負傷の影響もあり、最近数試合は先発での出場が続いている。去就についての質問を受けると、「マドリーに残る? イエスだ。今の僕はマドリーの選手だし、まだ何年も契約が残っている」と残留を宣言した。
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