リバプールは現地時間21日に行われたプレミアリーグ第18節のウォルバーハンプトン戦に2-0の勝利を収め、首位でクリスマスを迎えることが確定した。だがユルゲン・クロップ監督は、優勝のためには今後もさらにハイペースに勝ち点を重ね続ける必要があると考えているようだ。

　ウォルバーハンプトンに勝利を収めたことで、リバプールは18試合を終えて15勝3分けと無敗を維持。22日にクリスタル・パレスと対戦する2位のマンチェスター・シティに暫定4ポイントの差をつけている。

「これまでは本当に特別なシーズンに見える。クリスマス前に勝ち点48というのはクレイジーだ」とクロップ監督もチームの成績に満足しているようだ。試合後のコメントを英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

「だが他のチームもいる。チェルシーやマンチェスター・シティ、トッテナム、アーセナルもおそらく勝つだろう。5位か6位くらいまでのどのチームも勝ち点を落としていない。シーズンの最後にチャンピオンになるためには勝ち点105が必要かもしれない」とクロップ監督は続けた。

　リバプールは残りの20試合に全勝すれば勝ち点108。2位のシティは残り21試合に全勝すれば107となる。両チームが今後の試合にほぼ全勝するほどのハイレベルな優勝争いとなる可能性もあるとクロップ監督は考えているようだ。

　なお、プレミアリーグの最多勝ち点記録は昨季のシティが達成した勝ち点「100」。32勝4分け2敗で、2位のマンチェスター・ユナイテッドに19ポイント差をつけての優勝だった。

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