インテルのラジャ・ナインゴラン【写真:Getty Images】
インテルのMFラジャ・ナインゴランは、小切手を複製される詐欺により15万ユーロ(約1900万円)を奪われたという。また、その事件を通して同選手がカジノで大損をしていたことも明らかになった。伊紙『ラ・スタンパ』が21日付で伝えている。
ローマから今季インテルに加入したナインゴランは、数週間前にクラブ関係者とともにミラノの警察署を訪れ、小切手を複製されて大金を騙し取られたことを訴えたようだ。その額面は15万ユーロという大金だった。
複製された小切手はローマで現金化されたとのこと。おそらくはローマを拠点とする犯罪者グループによる犯行ではないかとの見通しが伝えられている。
もともとその小切手は、ナインゴランがモナコのカジノで失った資金の補填のために準備したものだったという。この一件により、ナインゴランは大金を騙し取られただけでなく、カジノに入り浸って大損をしていたことも発覚してしまった。
ナインゴランはプレシーズン時期の今年8月にたびたびモンテカルロのカジノを訪れていたようだ。一晩で15万ユーロの損失を出した日以外にも、数回にわたって大金を失ったとされている。
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