ダニエレ・デ・ロッシ【写真:Getty Images】
ローマに所属する35歳の元イタリア代表MFダニエレ・デ・ロッシが、現役引退を示唆した。20日に伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
10月28日にナポリ戦でプレーしたのを最後に、右足半月板の負傷によって戦列を離れているデ・ロッシ。予想以上に状態は悪く「僕のキャリアにおいて、最も深刻な怪我だ」と、デ・ロッシは語っている。
続けて「軟骨の問題。これまで怪我に苦しんできたが、もし再び35歳で損傷すれば、それは非常に深刻となる。時間は必要だ。ランニングをはじめ、ボールも蹴り始めたが、まだ良くない」とコメント。
さらに「僕が愛した街で、僕が愛した仕事を、僕が愛する人々と一緒にやってきた。しかし、その終わりは近づいている。怪我を抱えていることを思うと、心が重いよ」と、現役引退を示唆した。フランチェスコ・トッティ氏が引退した今、デ・ロッシはローマの“象徴”となっているが、その象徴もキャリアを終えることになるのだろうか。
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