オレ・グンナー・スールシャール氏【写真:Getty Images】
元ノルウェー代表のオレ・グンナー・スールシャール氏が古巣マンチェスター・ユナイテッドの暫定監督に就任したことを、ノルウェーのメディアやファンは熱狂的に歓迎しているようだ。英メディア『BBC』などが伝えている。
プレミアリーグで苦戦が続いているユナイテッドは、18日にジョゼ・モウリーニョ前監督を解任。後任として、現役時代にユナイテッドで活躍したスールシャール氏が暫定的にチームを率いることになった。
ノルウェー『Dagsavisen』紙は、スールシャール氏の暫定監督就任について「ノルウェーサッカー界史上最大のニュース」と報道。世界トップレベルの名門クラブをノルウェー人指揮官が率いることを興奮気味に伝えている。
エルナ・ソルベルグ首相もこのニュースに興奮を抑えきれなかった様子で、ユナイテッドによる公式発表が行われる前に「ノルウェーサッカーにとって素晴らしい日」とツイッターでメッセージを投稿したが、ツイートはその後削除された。首相がスールシャール氏の就任を“リークした”とも伝えられたが、『AP通信』によればソルベルグ首相は就任の情報を知っていたわけではなく、報道に基づいて先走ってしまったようだ。
ノルウェー代表でスールシャール氏とチームメートだった元同国DFヨン・アルネ・リーセ氏も就任を祝福した。「とんでもないことだ! ノルウェー人として、彼と一緒にプレーしたり対戦したりしたことを誇らしく思う。努力すれば何でも可能だという証拠だ」とツイートしている。
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