バルセロナのマルコム【写真:Getty Images】
バルセロナは、今季加入したばかりのブラジル人FWマルコムに対し、中国から巨額のオファーを受けているという。スペイン紙『アス』が伝えた。
現在21歳のマルコムは、昨季フランスのボルドーでリーグ戦12得点を記録するなど活躍。夏にはローマへの移籍に迫っていたが、バルサが“強奪”する形で獲得に成功した。
しかし、スペインでは新チームへの適応や厳しいポジション争いなどに苦戦。ここまでリーガエスパニョーラでは5試合で97分間、カップ戦を合わせても9試合で296分間という短いプレー時間にとどまっている。
中国の複数クラブがそのマルコムの獲得に関心を示しており、移籍金6500万ユーロ(約83億円)のオファーを提示しているという。バルサがボルドーに支払った移籍金は4000万ユーロ(約51億円)だとされており、中国からのオファーに応じれば短期間で30億円以上の利益が出る計算となる。
バルサのエルネスト・バルベルデ監督はマルコムを高く評価しており、本人もバルサに満足しているとみられている。だが出場時間が増えない状況が続くようであれば考えが変わることもあり得るかもしれない。
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