バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するFWリオネル・メッシは、現地時間16日に行われたリーガエスパニョーラ第16節のレバンテ戦でハットトリックを達成したことで、「欧州得点王」に贈られるゴールデンシュー争いでも“実質首位”に浮上している。
メッシはレバンテ戦で3ゴール2アシストと全得点に絡む圧倒的な活躍を見せ、5-0の大勝に貢献。今季リーガでの得点数は14点となり、得点ランク単独首位に浮上している。
ゴールデンシュー争いにおいては、メッシは28ポイント(14ゴール×2.0)となった。係数2.0となるリーグランキング5位までのリーグの中では、メッシはパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ(12ゴール、24ポイント)などを抑えて最多のゴール数を記録している。
トルコリーグではカスムパシャのセネガル代表FWムバイェ・ディアニュ、デンマークリーグではコペンハーゲンのFWロベルト・スコフがそれぞれ18ゴールを記録しているが、係数1.5となるため27ポイントでメッシに劣る。メッシは秋春制の全リーグ中でポイント首位に立っている。
春秋制ですでに日程を終了している北欧などの各国リーグの2018シーズンもゴールデンシュー争いの対象となるため、現時点ではエストニアリーグ得点王のリリウ(31ゴール×係数1.0で31ポイント)など4人の選手がメッシを上回っている。だがそれらの選手がポイントをこれ以上伸ばすことはないため、メッシは実質的な首位に浮上したと言える状況だ。
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