ボルシア・ドルトムント【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第15節の試合が現地時間15日に行われ、ボルシア・ドルトムントがブレーメンに2-1の勝利を収めた。この結果、ドルトムントはドイツで「秋の王者」と呼ばれる前半戦首位チームとなることが確定した。
今季無敗を維持して首位を走り続けているドルトムントは、15試合を終えて12勝3分けで勝ち点39。2位のボルシア・メンヘングラッドバッハおよび3位のバイエルン・ミュンヘンに9ポイントの差をつけ、前半戦の残り2試合では逆転されないことが確実になった。
シーズンはまだ前半戦も終えておらず、前半戦を首位で折り返してもそのまま優勝できるかどうかは分からない。だが、ドルトムントは過去に3回「秋の王者」となったシーズンは全て優勝を飾ることに成功している。
1994/95シーズンと95/96シーズンは前半戦を首位で終え、そのまま2年連続で優勝。香川真司の加入1年目である2010/11シーズンにも「秋の王者」からそのままリーグ王者となった。前半戦を首位で終えれば、ドルトムントが優勝を逃したことはない。
リーグ全体では、過去55シーズンの「秋の王者」のうちリーグ王者となったのは38チームであり、優勝率は約69%。2位以下だったチームが逆転優勝を飾った例も少なくはないため、ドルトムントも気を抜くことはできない。
【了】