バイエルン・ミュンヘンのアリエン・ロッベン【写真:Getty Images】
今季終了後にバイエルン・ミュンヘンの退団が決まっているFWアリエン・ロッベンに対し古巣のクラブがオファーをした模様だ。
今月2日に今季で10年間在籍したバイエルンを退団すると発表したロッベン。そんな彼が先日の独紙『キッカー』で「もし100%確信が持てるオファーがあれば、それに応える。そうすれば、プレーを続けることになるね。ただ、そういった理想的なオファーがなければ、キャリアを終えることもあり得るだろう」と語っていた。
それに対しロッベンの古巣であるPSVで役員を務めるトーン・ヘルブランズ氏はオランダのラジオ局『Omroep Brabant』のインタビューで「(ロッベンと)コンタクトは取った」と語った。
またPSVのマルク・ファン・ボメル監督は15日に行われたヘラクレス戦に向けた記者会見で「彼とはPSV時代、オランダ代表そしてバイエルンで長い間一緒にプレーしてきた。だから今でも電話はしているよ。彼は私の質問にとても良く考える事になるだろう」とかつてのチームメイトに既にオファーを出したとも取れる発言をした。
現在34歳のロッベンは2002年から2004年までの間にPSVで70試合に出場し21ゴール16アシストを記録している。先日にはかつてロッベンがプレーしていたフローニンゲンも興味を持っているとオランダ紙『Dagblad Noorden』が報じていた。
現役続行か引退か…果たして今季終了後にロッベンはどのような選択をするのだろうか。
【了】