堂安律【写真:Getty Images】
【フローニンゲン 1-2 エメン オランダ・エールディビジ第16節】
オランダ・エールディビジ第16節が現地時間の16日に行われ、日本代表MF堂安律が所属する15位フローニンゲンがホームで16位エメンを迎え、1-2の逆転負けを喫した。堂安は16試合連続のスタメン出場となった。
堂安は右サイドだけではなく、中央に絞ってスルーパスを供給するなど前半から積極的にボールに絡んでいた。29分には相手コーナーキックからボールを受けた堂安が自陣から相手ペナルティエリア手前までドリブルで強引に持ち込むと、相手DFはたまらずファールで止めFKを得る。堂安が持ち味を出して、攻撃陣を引っ張る。
だが、同じ勝ち点で並ぶ両チーム共に譲らず、スコアレスドローで前半を折り返す。後半は両チーム共に決定的なチャンスを作り出すことができず、時間だけが過ぎていく。すると87分、左サイドのクロスからマヒがダイビングヘッドを決め、終盤で先制に成功する。
終盤のゴールでホームのフローニンゲンは押せ押せムードとなったが、すぐに同点に追いつかれてしまう。直後の88分、エメンはキックオフから後ろに下げ、ロングボールを配給。それをヘディングで繋ぎ、最後はペデルセンがボレーシュートを叩き込む。だが、これで終わらなかった。
5分後の後半AT3分、エメンのコーナーキックから最後はペデルセンがこの日2点目となるゴールを決め逆転に成功。フローニンゲンは5分で2点を失い、1-2の逆転負けを喫した。
なお、堂安はスタメンフル出場となった。
【得点者】
87分 1-0 マヒ(フローニンゲン)
88分 1-1 ペデルセン(エメン)
90+3分 1-2 ペデルセン(エメン)
【了】