ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルの選手たちは、リーグでの低迷からの脱出に専念するため、昨季に続いて恒例のクリスマスパーティーを中止することを決めた。英紙『デイリー・メール』が伝えている。
今季プレミアリーグ開幕から10試合白星なしと出遅れたニューカッスルだが、11月に入って復調。3連勝を収め、ラファエル・ベニテス監督は11月のリーグ月間最優秀選手賞を受賞した。
だがその後は再び調子を落とし、12月に入ってからの3試合は1分け2敗。残留圏の15位に位置してはいるが、現地時間15日に行われるハダースフィールド戦の結果次第では再び降格圏に肉薄することになってしまう。
15日の試合後には毎年恒例のクリスマスパーティーを予定していたが、選手たちは試合に専念するためパーティーの中止を決定したとのことだ。昨季も、11月から12月にかけて極度の不振に陥ったことで同じ決断が下されていた。
「選手たちは去年、そういう状況ではないと理解していたためパーティーをキャンセルした。今年も全く同じだ。伝統なので彼らは開催を望んでいたが、賢明なことだと思う」とベニテス監督はコメントしている。
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