メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
本田圭佑の所属するメルボルン・ビクトリーは、14日に行われたオーストラリア・Aリーグ第8節のブリスベン・ロアー戦に4-2の勝利を収めた。本田は自身の有料メルマガ『CHANGE THE WORLD』を通して配信したインタビューで試合を振り返るとともに、次節のダービーマッチへの自信も覗かせている。
アウェイゲームで先制したビクトリーだが、その後PKを与えて同点に追いつかれてしまう。本田の足が相手選手にかかったとの判定だったが、実際には接触はなかったようにも見えた。それでもチームは動じることなく再び勝ち越し点を奪い、さらに本田のPKで3-1と突き放した。
ビクトリーの選手のシュートが相手DFの腕に当たったという判定で獲得したPKだったが、本田は「逆に、あれも多分PKじゃないと思うんですけど」とコメント。いずれにしても落ち着いてゴール左に流し込んだ得点について、「絶対に決めなきゃいけないというプレッシャーを感じながら臨みました。でもキーパーが動くのが早かったからね。僕のことを分析不足やったんじゃないですかね」と振り返っている。
22日に行われる次節は開幕戦で敗れたメルボルン・シティとの再戦。「盛り上がると思いますよ。スタジアムも小さい方のスタジアムなんで、満員になるんじゃないですか。ビッグマッチは僕に任せてください。死んでも勝つくらいの気持ちでやらんとね」と本田は意気込みを示した。
また本田は、アジアカップ2019に向けて招集メンバーが発表された日本代表についてもコメントを述べている。「前回、オーストラリア大会で僕らは負けているでしょ。失うものはないと思う。そういう意味で僕らの2011年のカタール大会の感覚に近いんかなと思います」と語った。
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