アンデルレヒトの森岡亮太【写真:Getty Images】
ベルギー1部のアンデルレヒトに所属するMF森岡亮太は、十分な出場機会を得られず苦戦している状況ながらも、1月の移籍市場では残留を希望していると主張した。ベルギー『DH』がインタビューを伝えている。
今年1月に加入したアンデルレヒトで背番号10を背負う森岡だが、今季リーグ戦での出場は3試合のみ。先週末のシャルルロワ戦でリーグ戦10試合ぶりの先発出場を果たしたのに続いて、13日に行われたヨーロッパリーグのディナモ・ザグレブ戦にも先発したとはいえ、依然として状況は厳しい。
1月にはクラブが放出を検討していると噂され、日本人選手の多く所属するシント=トロイデンなどからの関心も取りざたされている。アンデルレヒトは新たな「10番」を探しているとも言われている。
だが森岡は13日の試合後に、冬の移籍市場の見通しについて「分かりません。ただアンデルレヒトでプレーを続けたいと思っているだけです」とコメント。「アンデルレヒトで幸せだと思っています」と残留への意志を強調した。
「ゴールやアシストが少なくなっているのは分かっていますが、ここはアンデルレヒトです。ここでプレーできるレベルにあることを示せるかどうか、自分次第です」と現状について語っている。
クラブが新たな10番を探しているという噂については、「正直に言って興味ありません」と森岡。「良いシーズンを過ごすことはできていないので、クラブが別の10番を探しているとしても理解できることです。力を見せられるように戦い続けていくだけです」とプレーに専念する姿勢を示した。
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