アーセナルのウナイ・エメリ監督【写真:Getty Images】
現地時間8日に行われたプレミアリーグ第16節のハダースフィールド戦に勝利を収めたアーセナルだが、この試合で3人の選手がシミュレーション(ダイブ)によるイエローカードを受けた。ウナイ・エメリ監督も苦言を呈している。
83分にMFルーカス・トレイラが奪ったゴールが決勝点となり、アーセナルは1-0で勝利。開幕2連敗で今季をスタートさせたあとは14試合連続で無敗を維持し、5位を守っている。
だがこの試合では24分にMFグラニト・ジャカ、45分にDFシュコドラン・ムスタフィ、80分にマッテオ・グエンドゥジがいずれもシミュレーションによるイエローカードを受けた。各選手のプレーに実際に審判を欺く意図があったかどうかは定かではないが、少なくとも主審はそう判断を下した。
英紙『ミラー』によれば、1試合で3人の選手がシミュレーションによる警告を受けるのは「イングランドサッカー界の新記録」だという。3人のうちムスタフィは今季5枚目のイエローカードを受けたことで次節のサウサンプトン戦に出場停止となる。
この不名誉記録にはエメリ監督も不満な様子。「選手たちにシミュレーションをしてほしいとは望んでいない。もっとリズムのある試合がしたい」と試合後にコメントしている。
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