ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
ミランのディレクターを務めるレオナルド氏は、噂されていたFWズラタン・イブラヒモビッチの復帰が実現しないことを明言した。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属し、22ゴールを挙げる活躍を見せてシーズンを終えた37歳のイブラヒモビッチ。冬の移籍市場では古巣のミランに復帰する可能性が高まっているとも報じられていた。
しかし、レオナルド氏はイブラ復帰を明確に否定した。「イブラヒモビッチはミランに戻ってこない。もしそうなれば美しい話だが、実現することはない。彼はロサンゼルス・ギャラクシーに残る」と同氏はコメントしている。
「我々は考えていたし、彼も考えていた。だが結局実行されることはない」とレオナルド氏。再獲得を検討していたことは認めつつ、復帰への扉を閉ざした。
一方で、レオナルド氏は他の選手の獲得を示唆。「このチームは経験豊富なMFが必要かもしれない。前線にも別のオプションがあってもいいだろう」とコメントしている。関心が噂されるチェルシーのMFセスク・ファブレガスについては「様子を見ているが、何も話を進めてはいない」と現時点での具体的な交渉は否定した。
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