ボカ・ジュニオルスを下したリーベル・プレートが南米代表に【写真:Getty Images】
南米王者を決めるコパ・リベルタドーレスの決勝2ndレグが現地時間9日にマドリードで開催され、リーベル・プレートがボカ・ジュニオルスを下して優勝を決めた。これにより今季のクラブワールドカップに出場する全チームが出揃った。
アルゼンチンの2大クラブが激突する歴史的カードとなったコパ・リベルタドーレス決勝は、様々な混乱の末に決着を迎えた。当初先月24日に予定されていた決勝2ndレグは、リーベルサポーターがボカのチームバスを襲撃する事件により延期。中立地のスペインで開催されるという異例の事態となった。
リーベルが勝利を収めたことで、今年のクラブワールドカップに出場する7チームは大会開幕の3日前にようやく全て出揃った。大会はUAEで開催され、12日の初戦では開催国王者のアル・アインとオセアニア王者のチーム・ウェリントン(ニュージーランド)が対戦する。
初戦の勝利チームは15日の準々決勝でアフリカ王者のエスペランス(チュニジア)と対戦。同日に行われるもうひとつの準々決勝ではアジア王者の鹿島アントラーズと北中米王者のグアダラハラ(メキシコ)が対戦する。
準決勝は18日および19日に開催。アル・アイン、チーム・ウェリントン、エスペランスのいずれかが18日に南米王者のリーベルと対戦する。鹿島対グアダラハラの勝者は19日に欧州王者レアル・マドリーに挑む。
準々決勝で敗れた2チームは18日に5位決定戦を戦う。最後は22日に3位決定戦および決勝の開催が予定されている。
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