バルセロナのリオネル・メッシ【写真:Getty Images】
バルセロナのDFジョルディ・アルバは、現地時間8日に行われた試合で活躍を見せたチームメートのFWリオネル・メッシを称賛しつつ、先日発表されたバロンドールの投票結果に異論を唱えている。スペイン紙『マルカ』などが伝えた。
バルサはリーガエスパニョーラ第15節の試合でエスパニョールと対戦。直接FKから2ゴールを決めたメッシの活躍などもあり、アウェイで4-0の快勝を収めた。
3日に発表されたバロンドールの投票結果ではメッシは5位に終わり、12年ぶりにトップ3圏外となった。アルバはこの結果について、「バロンドールは嘘だ」と主張している。
「レオはいつでも世界最高の選手だ。もう12年か14年くらい圧倒的に最高であり続けている」とアルバ。バロンドールは「タイトル(を獲得した選手)ではなく、最高の選手に与えられるべき賞だ。タイトルはチームで獲得するものだからね」と、メッシが受賞すべきだったという考えを述べた。
バロンドールを受賞したのは、レアル・マドリーで昨季チャンピオンズリーグ優勝を果たし、クロアチア代表をワールドカップ準優勝にも導いたMFルカ・モドリッチだった。アルバはモドリッチを称賛しながらも、正当な選出であるかどうかについては疑問を呈している。
「メッシに対して正当ではなかった。マドリード発の大きなキャンペーンがある。クリスティアーノ(・ロナウド)がいた時にはメディアもファンもクリスティアーノの受賞を望んでいた。彼が出て行ったら代わりにモドリッチだ。モドリッチは素晴らしい選手であり素晴らしいシーズンを過ごしたが、ナンバーワンはメッシだ」とアルバは語った。
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