リバプールのモハメド・サラーとジェームズ・ミルナー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第16節の試合が現地時間8日に行われ、リバプールがアウェイでボーンマスに4-0の快勝を収めた。ハットトリックを達成したFWモハメド・サラーはこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたが、賞を受け取ろうとはしなかった。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
サラーは25分にGKが弾いたボールを押し込んで先制点。後半開始直後にも2点目を加えた。オウンゴールでチームが3点目を奪ったあと、77分にもGKをかわしたサラーが決めて4-0とした。
得点ランク首位タイにも浮上したサラーがこの試合のマン・オブ・ザ・マッチに選出されたのは当然だったと言えるが、エジプト代表FWは賞を受け取ろうとはしなかった。この試合でプレミアリーグ500試合出場を達成したチームメートのMFジェームズ・ミルナーに譲るためだ。
「素晴らしいキャリアを過ごしてきた彼を祝福しなければならない。今日の彼にはその(マン・オブ・ザ・マッチの)資格がある。今季は一緒に何かを勝ち取れることを願いたい」とサラーは試合後にコメントしている。
ミルナーはプレミアリーグで歴代13人目となる500試合出場達成。32歳338日の達成は、現ウェスト・ブロムウィッチのMFガレス・バリーに次いで2番目に若い年齢での500試合出場となった。
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