ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】
フランス1部のニースに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリは、遅くとも今季終了後には退団することになりそうだ。クラブ会長が契約を延長しないという見通しを明らかにしている。フランス『RMCスポーツ』が伝えた。
ニースで復活を果たしたバロテッリは、過去2シーズンに公式戦66試合で43ゴールを記録するなどの活躍を見せた。だが今夏にはマルセイユなどへの移籍が取りざたされ、プレシーズントレーニングへの合流も遅らせていた。
最終的にニースに残留することを決めたバロテッリだが、今季はここまでリーグアン10試合で無得点と調子を上げられていない。来夏には現在の契約が満了するが、ジャン=ピエール・リベール会長によれば、契約を延長することは考えにくいという。
「マリオはプレシーズンに参加していなかった。シーズン前半に苦戦するのは当然だと思う。コンディションを取り戻してもうまくいっていないが、才能が失われたわけではない」とリベール会長。復調を期待する様子を見せている。
しかし、バロテッリが来季以降もニースでプレーすることはないという見通しも示した。「延長? いや、終わりになると思う」と会長はバロテッリの去就についてコメントしている。
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