ヴィッセル神戸の北本久仁衛【写真:Getty Images】
J1のヴィッセル神戸は8日、同クラブに所属するDF北本久仁衛およびDF山口真司が契約を延長せず、今季限りで退団することを発表した。
現在37歳の北本は奈良育英高校から2000年に神戸に入団。これまでの19年間のキャリアを神戸一筋で過ごしてきた。
在籍期間は現在のチーム内で圧倒的に長い最古参選手。J1では通算341試合に出場して11得点を記録し、公式戦合計では474試合に出場して17得点を記録している。今季リーグ戦での出場は1試合のみだが、YBCルヴァンカップでは6試合に出場していた。
「二度の降格、二度の昇格などたくさんの時間を共有できた事を本当に嬉しく思います。感謝の気持ちでいっぱいです。今シーズン限りで神戸を離れることになりましたが、これまでの経験を活かしてまだまだ選手として戦いたいと思っています」と北本はクラブ公式サイトを通してコメントし、現役続行に意欲を見せている。
22歳の山口は神戸の下部組織出身で、2015年にトップチームに昇格。2016年の後半戦と2018年は大分トリニータに期限付き移籍していた。神戸ではJ1で1試合、公式戦合計6試合に出場した。
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