2008年
ジュビロ磐田の松浦拓弥(写真は2018年)【写真:Getty Images】
出場クラブ
J1:ジュビロ磐田
J2:ベガルタ仙台
第1戦
仙台 1-1 磐田
得点者
仙台:ナジソン(41分)
磐田:松浦拓弥(53分)
第2戦
磐田 2-1 仙台
得点者
磐田:松浦拓弥(41分、70分)
仙台:梁勇基(89分)
ビハインドを背負うなど苦戦を強いられた名門を救ったのは19歳のアタッカーだった。0-1で迎えた53分、ゴール前でパスを受けると左足を一閃。強烈なシュートを決め、同点に追いついた。磐田を敗戦から救った若者は、ホームでの第2戦でも輝きを放つ。
敵陣でボールを奪った松浦が左へ展開。自らはボックス内へ走りこみ、クロスを胸で合わせて先制ゴールをゲット。名波浩、中山雅史といったレジェンドが控えるベンチ前へ駆けた。さらに70分、カウンターからドリブルで突き進み、最後はGKを嘲笑うチップキックでゴールを奪い、磐田にJ1残留をもたらした。
そして2018年、入れ替え戦が10年ぶりに復活。J1からは磐田が出場、J2からは6位でプレーオフに滑り込み強敵を撃破してきた東京ヴェルディ。J1最後の椅子に座るのはどちらか。運命の一戦は12月8日14:00、ヤマハスタジアムでキックオフだ。
【了】