細貝萌【写真:Getty Images for DAZN】
J1柏レイソルのMF細貝萌がタイのブリーラム・ユナイテッドに完全移籍するとクラブの公式サイトで6日に発表された。
細貝は2005年に前橋育英高校から浦和レッズに入団。2011年にはドイツのレバークーゼンへ移籍し、アウグスブルクでのレンタル移籍を経て、2013年にはヘルタに完全移籍した。その後2017年にシュツットガルトから柏レイソルに加入していた。今季公式戦10試合の出場のみとなっていた。
そして、今回タイのブリーラム・ユナイテッドに完全移籍することが決まり、自身2度目の海外挑戦となる。来年で33歳になる細貝はクラブ公式サイトで「30歳を超えたベテランとしてチームに加入しておきながら、中々試合に出場できず、直接的にチームの力になることができない状況は自分自身非常にもどかしい思いでした」と自身の思いを綴った。
また、細貝は「様々な思いの中で悩み、葛藤もしましたが、サッカー選手として自分自身がもっと成長し続けたい、その気持ちで新しいチャレンジをすることに決めました」と移籍を決断した理由をコメントした。
細貝が移籍するブリーラム・ユナイテッドはタイリーグで5回の優勝を誇る強豪で、今季のAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では決勝トーナメント進出を果たしている。さらに来季のACLは本戦から出場することが決定しており、日本の天皇杯王者と同組に入っている。
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