セレッソ大阪の酒本憲幸と茂庭照幸【写真:Getty Images】
J1のセレッソ大阪は5日、同クラブに所属するDF茂庭照幸およびDF酒本憲幸と来季の契約を結ばず、両選手が退団することを発表した。
元日本代表でもある37歳の茂庭は湘南ベルマーレ、FC東京を経て2010年にC大阪に加入。4年間プレーしたあとタイのバンコク・グラスFCへ移籍し、翌年から再び復帰していた。今季はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)での1試合が唯一の出場だった。
「7シーズンもの長い間、常に感謝の気持ちを持って戦ってきました。今年で契約は満了になりますが、これからもセレッソ大阪に感謝の気持ちを持ち続けて、次のステップに突き進んでいきたいと思います」と茂庭はクラブ公式サイトでコメントしている。
34歳の酒本は初芝橋本高校から2003年にC大阪に入団。これまで16年間のキャリアをC大阪一筋で過ごしてきた。J1で通算153試合、公式戦合計364試合に出場している。昨季と今季はトップチームでのリーグ戦出場はなく、カップ戦のみ出場していた。
「苦しかったり、辛かったり、うれしかったり、楽しかったり、今思い返してみても本当に幸せな時間だったなと感じています!セレッソ大阪でプレーできたのは僕の誇りです!16年間ありがとうございました!」と同選手はコメントしている。
今季のJ1を8位で終えたC大阪は尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督が今季限りで退任。4日にはDF田中裕介が契約満了、MFオスマルとMFチャウワットが期限付き移籍満了によりそれぞれ退団することも発表されていた。
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