手倉森誠【写真:Getty Images for DAZN】
来季J2を戦うV・ファーレン長崎はクラブ公式サイトで来季の監督に2016年リオデジャネイロ五輪監督で、ロシアワールドカップでは日本代表のコーチを務めた手倉森誠氏の就任を4日に発表した。また同時に、フィットネスコーチに早川直樹氏が就任することも発表された。
手倉森氏はクラブの公式サイトで「今季の悔しさを来季へ運び、1年でのJ1復帰と将来V・ファーレン長崎が描く壮大なプロジェクトに私の力を存分に注ぎます」と1年でのJ1復帰を目標に掲げた。
また、フィットネスコーチに就任した早川氏は「これまでの長崎のスタイルを踏襲しながら、手倉森誠監督の下、チームに貢献したいと思います。皆様の熱い声援を大きなエネルギーとして1年でのJ1復帰を目指します」とコメント。
手倉森氏は2008年にベガルダ仙台のヘッドコーチから監督に就任。2009年には当時J2の仙台を優勝へ導き、J1へ昇格。2012年には同クラブをJ1で2位にまで導いた。そして2014年にはU-21日本代表監督に就任すると、2016年のリオデジャネイロ五輪でも監督を務めた。リオ五輪最終予選を兼ねた2016年のAFC U-23選手権では現日本代表MF中島翔哉やFW浅野拓磨らを起用し、日本を優勝へと導いた。
長崎は今季大混戦のJ1リーグで最下位。来季のJ2降格が決まっていた。1年でのJ1復帰を目指す手倉森新監督の手腕に期待が高まる。
【了】