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アーセナル、宿敵相手に4得点。白熱のダービー制して4位浮上

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
2ゴールを決めたオーバメヤン【写真:Getty Images】

【アーセナル 4-2 トッテナム プレミアリーグ第14節】

 現地時間2日に行われたプレミアリーグ第14節、アーセナル対トッテナムのノースロンドンダービーは、4-2でホームのアーセナルが勝利を収めた。

 前節終了時点で3位のトッテナムと、勝ち点3差で追うアーセナルの大一番。熱戦で先手を取ったのはホームチームだった。

 10分、ヴェルトンゲンのファウルで得たPKをオーバメヤンが決めて、アーセナルが先制する。しかし、良い流れのうちに追加点を奪えずにいた。

 すると30分、トッテナムが同点弾。左サイドからのFKをエリクセンが中へ入れると、ダイアーが合わせて1-1とする。その4分後にはソン・フンミンがペナルティエリア内で倒されたとレフェリーがジャッジしてトッテナムがPKを獲得。ケインが決め、2-1として折り返す。

 後半の立ち上がりはアーセナルペース。56分、自陣からベジェリンがスペースにパスを出すと、後半から入ったラムジーが走り込んでダイレクトで中央にパスを出す。これをペナルティアークで受けたオーバメヤンがダイレクトでシュートしてゴール。2-2の同点に追いついた。

 74分には大きな逆転弾が決まる。ラムジーのパスを受けたラカゼットがペナルティエリア手前からシュートを狙うと、DFをかすめてコースが変わったボールがゴールネットを揺らして、アーセナルが逆転に成功した。その3分後には、トレイラに移籍後初ゴールが生まれ、一気に2点リードとなる。

 巻き返したいトッテナムだったが、85分にヴェルトンゲンがこの日2枚目のイエローカードで退場となり10人に。

 4-2で勝利を収めたアーセナルは、勝ち点でトッテナムに並び、得失点差で上回ったため、4位に浮上している。

【得点者】
10分 1-0 オーバメヤン(アーセナル)
30分 1-1 ダイアー(トッテナム)
34分 1-2 ケイン(トッテナム)
56分 2-2 オーバメヤン(アーセナル)
74分 3-2 ラカゼット(アーセナル)
77分 4-2 トレイラ(アーセナル)

【了】

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