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43歳川口能活、現役ラストゲームで好セーブ披露。無失点勝利で有終の美

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

川口能活
SC相模原の川口能活【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J3リーグの最終節となる第34節の試合が2日に行われ、SC相模原と鹿児島ユナイテッドFCが対戦。相模原の元日本代表GK川口能活は現役最後となる試合にフル出場し、完封でチームを勝利に導いた。

 現在43歳の川口は先月4日に今季限りでの現役引退を発表。今季は開幕から4試合にフル出場したあと、9月2日の第21節に出場したのみだったが、最終節は14試合ぶりとなる先発に起用された。

 来季のJ2昇格を決めている鹿児島に対し、川口は前半21分に中原秀人が1対1の形から放ったシュートを見事にストップ。54分にもカウンターから萱沼優聖がフリーで放ったシュートを阻んでピンチを切り抜け、1万2千人を越える大観衆を沸かせた。

 川口の奮闘に応えた相模原攻撃陣はPKを獲得し、これをジョン・ガブリエルが決めて70分に先制。そのまま1-0で相模原が勝利し、川口は現役ラストゲームを完封で飾った。

 1994年に横浜マリノスでプロデビューした川口は、25シーズンに及んだキャリアに幕を下ろす。Jリーグでは通算507試合に出場。日本代表としては4大会のワールドカップでメンバー入りするなどGKとしては歴代最多の116試合に出場した。

【了】

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