香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントのMF香川真司は、現地時間1日に行われたブンデスリーガのフライブルク戦でもベンチ入りメンバーから外れた。同クラブのスポーツディレクターであるミヒャエル・ツォルク氏が、試合後のミックスゾーンでコメントを残している。
今季、出場機会が激減している香川は、1月の移籍が噂になり始めた。
ツォルクSDは、「我々全員(クラブ、選手)にとって、非常に難しい状況です。彼は我々がリーグ優勝したときのメンバーです」とコメント。「彼のポジションは、非常に厳しい競争があります。とりわけ、マルコ・ロイスは(昨季のように)サイドではなく、香川と同じポジションでプレーしています。香川にとっても、今の状況でやっていくのは簡単ではありません。プロの世界はそういうこともあります」と語った。
移籍について、具体的な話はあるのだろうか。
「現段階でオファーは届いていません。とはいえ、このテーマに取り組むのは我々の責任です。オファーが届いた場合…、要望にあっている場合の話ではありますが」
香川の今後について、特に進展はないと話したツォルクSD。1月の移籍市場に向けて、これからオファーが届くだろうか。
(取材:本田千尋【ドルトムント】、文・構成:編集部)
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