大迫勇也と原口元気【写真:Getty Images】
【ブンデスリーガ第13節】
ドイツ・ブンデスリーガ第13節が現地時間の1日に行われ、日本代表FW大迫勇也が所属する7位ブレーメンは5位バイエルンと対戦し、1-2で敗戦した。日本代表MF原口元気とFW浅野拓磨が所属する16位ハノーファーは9位ヘルタ・ベルリンと対戦し、0-2で敗戦。大迫は3試合ぶりの先発となった。原口はリーグ戦7試合連続の出場。浅野はベンチ入りするも出番はなかった。
ブレーメン対バイエルンの試合は、バイエルンがボールを支配してゲームを進めていく。20分にペナルティエリア中央の位置でボールを受けたDFヨシュア・キミッヒが右サイドのMFセルジュ・ニャブリに浮き玉のパス。それをダイレクトで合わせGKに一度は防がれるも、もう一度シュートを放ち先制に成功する。
対するブレーメンは中々ボールを奪えず守りの時間帯が増え、大迫も守備に回る時間帯が多くなる。だが33分、左サイドのMFマックス・クルゼが右足に持ち替えて中央にアーリークロスを送ると、DFジェローム・ボアテングに競り勝った大迫がヘディングシュートを叩き込み同点。大迫の今季リーグ戦3ゴール目でブレーメンが同点に追いついた。
だが、50分にニャブリがこの日2点目となるゴールを決めバイエルンが勝ち越す。ブレーメンも同点ゴールを狙いに行くも、一歩及ばず。このまま試合は終了し2-1でバイエルンが勝利を収めた。
ハノーファー対ヘルタの試合は拮抗した試合展開だったが、前半終了間際にジョーダン・トルナリガがゴールを決め、ヘルタが1-0のリードで前半を折り返す。
後半に入っても両チーム譲らない展開が続くが、1点ビハインドのハノーファーが動く。65分に原口を投入する。だが、原口は中々ボールに絡めず、目立った活躍がなかった。すると、ヘルタが2点目を決める。左サイド深い位置からトルナリガが中央にクロス。それをFWヴェダド・イビシェビッチがヘディングで決めヘルタが2-0と突き放す。試合はこのまま終了しハノーファーは0-2で敗れた。
【試合結果】
ブレーメン 1-2 バイエルン
ハノーファー 0-2 ヘルタ・ベルリン
【了】