横浜F・マリノスのDF中澤佑二が約3ヶ月半ぶりに公式戦復帰を果たした【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグは1日に今季のレギュラーシーズン全日程が終了した。横浜F・マリノスはホームにセレッソ大阪を迎え、1-2で敗れた。
今季の最後の試合、頼れる男がピッチに帰ってきた。8月15日のJ1第22節、名古屋グランパス戦を最後に戦線から離れていたDF中澤佑二がベンチ入り。そして82分にDF畠中槙之輔との交代で約3ヶ月半ぶりに公式戦のピッチに立った。
MF扇原貴宏からキャプテンマークを受け取って3バックの中央に入った中澤は、久しぶりの実戦にもかかわらず、これまでと変わらないリーダーシップを披露。後方から身振り手振りを交えて、大声で盛んに指示を出してチームを盛り立てた。
試合後には敗戦を悔やみながらも「やっぱり改めて試合っていいなと感じるし、サポーターの前でマリノスのユニフォームを着てプレーできることの喜びや幸せを、たった10分でしたけど感じることができて本当に良かった」と復帰の喜びを語った。
中澤は今季限りでの現役引退も取りざたされているが、去就については明言せず。2日以降に来季に向けた契約更改に臨むと見られる。
(取材・文:舩木渉)
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