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磐田、悪夢の逆転負けでPOへ。名波監督「この残酷な結果を受け止めるのに必死」

text by 編集部 photo by Getty Images for DAZN

名波浩
ジュビロ磐田の名波浩監督【写真:Getty Images for DAZN】

 明治安田生命J1リーグ最終節が1日に行われ、ジュビロ磐田は川崎フロンターレに1-2と逆転負けを喫し、J1参入プレーオフに回ることとなった。

 押し込まれる展開が続く中で迎えた78分、磐田は松本昌也のクロスに大久保嘉人が頭で合わせて先制に成功する。

 しかし、83分に同点ゴールを許す。1-1のまま終われば他会場の結果に関係なく残留が決まる状況だったものの、最後に悪夢が待っていた。後半アディショナルタイムの90+4分、PA内を破られると最後はオウンゴールによる逆転負けを喫した。

 残留争いのライバルである名古屋グランパスと湘南ベルマーレは直接対決で引き分け、サガン鳥栖も鹿島アントラーズ戦をスコアレスドローで終えた。この結果、磐田は勝ち点41で並んだものの得失点差で下回り、16位でプレーオフに回ることとなった。

 試合後、磐田の名波浩監督は「この残酷な結果を受け止めるのに必死」と胸中を明かした。川崎Fの同点ゴールはセットプレーによるものだったが、名波監督は「セットプレーの失点はゲームを壊すというのは試合前、それからホテルでも口酸っぱく言ってきた。一番もったいないところだった」と振り返った。

 それでも、2日に行われる横浜FC対東京ヴェルディ戦の勝者とのゲームに勝てば、残留を果たせる。指揮官は「メンタル的にこれで落ちないように。今シーズンのレギュレーションに助けられたと思って、入れ替え戦は必死になって戦いたいと思います」と語った。

【了】

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