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リベルタドーレス杯のスペイン開催で飛行機が満席だらけ。隣国からの“脱出”も困難

text by 編集部 photo by Getty Images

ベルナベウ
両ファンが目指すベルナベウ【写真:Getty Images】

 アルゼンチンのリーベル・プレートとボカ・ジュニオルスが対戦するコパ・リベルタドーレス決勝セカンドレグは、開催する国をかえても熱狂を呼びそうだ。アルゼンチン『オレ』などが伝えている。

 南米王者を決める大一番は先月24日に開催される予定だったが、リーベルの過激サポーターグループがボカのチームバスを襲撃して選手らに負傷者が出た。その結果、この一戦は延期となり、マドリッドのサンティアゴ・ベルナベウで12月9日に開催されることが決定している。

 アルゼンチン国内での開催は再び混乱を招く危険があるため、両チームはスペインに渡ることとなった。それと同時に、サポーターも移動の準備を始めている。

 在スペインのアルゼンチン大使であるラモン・プエルタ氏は、「この数日でアルゼンチンからマドリッドに向かう全ての飛行機が満席です」とコメント。影響は隣国にも出ており、「リマ(ペルー)、サンパウロ(ブラジル)、モンテビデオ(ウルグアイ)も同様です」とのことだ。

 異例のスペイン開催となるコパ・リベルタドーレス決勝セカンドレグ。スーペルクラシコ前後はマドリッドの街に多くのアルゼンチン人がみられそうだ。

【了】

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