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リーベル失格を要求したボカの訴えは棄却。処分は無観客試合2試合と罰金4500万円

text by 編集部 photo by Getty Images

コパ・リベルタドーレス
リーベル・プレート対ボカ・ジュニオルス【写真:Getty Images】

 アルゼンチンのリーベル・プレートとボカ・ジュニオルスが対戦するコパ・リベルタドーレス決勝2ndレグは、12月9日にマドリードのサンティアゴ・ベルナベウで開催されることが29日に決定した。同時に、リーベルを失格にすべきだというボカ側からの訴えは棄却されている。

 今月11日にボカのホームで行われた1stレグは2-2のドロー。続いて24日にリーベルのホームゲームが予定されていたが、リーベルの過激サポーターグループがボカのチームバスを襲撃し、負傷する選手も出るなどの異例の事態の末に延期が決定された。

 ボカ側は試合を延期するのではなく、サポーターが事件を起こしたリーベルを失格としてボカの優勝を決定するよう南米サッカー連盟(CONMEBOL)に訴えていた。だが同連盟の規律裁判所はこの訴えを棄却している。

 規律裁判所はボカの訴えを退けた上で、決勝2ndレグを再開催するべきだという判決を下した。その結果としてマドリードでの開催が決定されている。ボカに対しては今後7日間に異議申し立てを行う権利が認められている。

 一方でCONMEBOLは、別途リーベルに対する処分を発表。決勝2ndレグをホームで戦えないことに加えて、同連盟主催の大会での今後2試合のホームゲームは無観客試合となる。また、40万ドル(約4540万円)の罰金処分も科された。

【了】

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