元アイルランド代表のロビー・キーン【写真:Getty Images】
元アイルランド代表のFWロビー・キーンが28日に現役引退を発表した。英メディア『BBC』などが伝えている。
現在38歳のキーンは、アイルランド代表として歴代最多の146試合に出場。通算ゴール数68点も歴代1位であり、2位の選手の3倍以上という圧倒的なゴール数を記録している。
「23年間の素晴らしい日々を経て、今日正式にプロサッカー選手としての引退を表明する。こんなサッカー人生を送ることになるとは想像もできなかった。ダブリンで育ったサッカー好きの少年のあらゆる希望を上回るものだった」とキーンは引退声明の中で述べている。
キーンは1997年にウォルバーハンプトンでプロデビュー。コベントリー、インテル、リーズ、トッテナム、リバプール、セルティック、ウェスト・ハム、ロサンゼルス・ギャラクシー、アストン・ビラを渡り歩いた。
トッテナムでは特に長く活躍し、プレミアリーグ通算91ゴールを記録。キャリア晩年にはMLS(メジャーリーグサッカー)でも健在ぶりを見せ、2014年にはリーグ年間MVPに選出された。
2017年にはインド・スーパーリーグのATKに加入。今年3月からは選手兼監督を務めた。今月25日には、アイルランド代表指揮官に再就任したミック・マッカーシー監督のアシスタントコーチを務めることが発表されていた。
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