イングランド・プレミアリーグのリバプール指揮官ユルゲン・クロップは現地時間の28日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ（CL）第5節パリ・サンジェルマン（PSG）戦に向けた前日会見に臨んだ。その途中、フランス人記者からの質問でイヤホンから聞こえる通訳の声に対し「ところで、セクシーな声だね」と笑顔で冗談を言って、リラックスした表情で会見に臨んでいたと英メディア「デイリー・メール」などが現地時間の28日に報じた。

　クロップ監督は会見でフランス人記者からの質問をイヤホンで同時通訳を聞いている途中に笑いを堪えられなくなり、白い歯を見せた。周囲は何事かと思いクロップ監督の言葉に耳を傾けていると、同監督が「セクシーな声をしているね」と話した。すると、そこにいた記者たちから笑いが起こった。

　現在リバプールはCLグループCで2位につけている。28日のPSG戦で勝利を収めれば決勝トーナメント進出の可能性があるが、そんな大事な一戦の前でもリラックスした表情で会見に臨んでいた。

　だが、決してPSGを軽視しているわけではない。クロップ監督は「PSGは非常にオフェンシブでかつディフェンシブなチームだ。無視できない選手がたくさんいるね」と話した。

　決勝トーナメント進出に向けて大事な一戦を前に、クロップ監督の気さくな一面が垣間見えた会見だった。

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