ボルシア・ドルトムントの香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属する香川真司にシュツットガルトへの移籍の可能性が浮上しているようだ。26日付けの独誌『キッカー』ら複数の独メディアが報じている。
香川はこれまでリーグ戦2試合のみに出場し合計プレー時間もわずか98分と今季から就任したルシアン・ファブレ監督の下でレギュラーから外れている。そんな29歳に対し同誌はシュツットガルトが興味を持っていると伝えているのだ。
一方、問題として同誌は香川の年俸の高さを挙げている。現在ドルトムントで500万ユーロ(約6億5000万円)をもらっている香川の年俸をシュツットガルトが払えるか未知数のようだ。なお現在18位と最下位のシュツットガルトは香川の他にドルトムントで出場機会に恵まれていないMFセバスティアン・ロデやバイエルン・ミュンヘンのFWサンドロ・ワグナーにも興味を持っている模様だ。
独メディア『ヴェーアー』では「質の高い中盤の選手が揃っているドルトムントの中でカガワは犠牲者となっている。現状、移籍の可能性は排除できない」と香川の現状を分析している。
香川を巡っては今夏の移籍市場でセビージャやベシクタシュといった候補先が上がっていた。その際は残留を決断したが現状リーグ戦7試合連続ベンチ外という状況でどのような決断を下すのだろうか。
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