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J1神戸、世界の平均年俸ランキングで急上昇。日本ではダントツ1位に。英調査

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

アンドレス・イニエスタ
ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ【写真:舩木渉】

 イギリス「スポーティング・インテリジェンス」社は26日付で、世界のスポーツクラブの選手年俸に関する調査「グローバル・スポーツ・サラリー・サーベイ(GSSS)」の2018年度版を発表した。Jリーグも調査対象に含まれており、様々な興味深いデータが公開されている。

 サッカーのほか、アメリカンスポーツや日本のプロ野球なども含めた18リーグの349クラブが調査対象。今年の平均年俸額世界1位はスペインのバルセロナで、その金額は平均約1375万ドル(約15億6000万円)という結果となった。

 日本のクラブではヴィッセル神戸が全体の186位にランクインしたのが最高。平均年俸額は約149万ドル(約1億6800万円)となっている。欧州の主要クラブでは乾貴士の所属するベティス(179位)やトリノ(180位)、シュトゥットガルト(184位)などに次ぎ、フィオレンティーナ(188位)、リール(190位)、サンプドリア(191位)などを上回った。

 神戸は昨年調査の267位から186位へ急上昇しており、順位の上げ幅は調査対象の全クラブ中で最も大きい。その理由はやはり、昨年夏に加入したFWルーカス・ポドルスキや今年夏に加入したMFアンドレス・イニエスタとの大型契約にありそうだ。

 日本のクラブで2番手は名古屋グランパスで、平均約40万ドル(約4500万円)で全体の264位。浦和レッズ(267位)、川崎フロンターレ(270位)、鹿島アントラーズ(273位)、セレッソ大阪(277位)などが続いているが、神戸の突出が目立つ形となっている。

【了】

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