フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部フローニンゲンのDFマイク・テヴィーリクは、チームメートの日本代表MF堂安律のビッグクラブ移籍に向けた見通しを語った。オランダ『VP』が伝えている。
昨季から在籍するフローニンゲンで活躍を見せ、欧州でも特に有望な若手選手の一人として評価を高めている堂安。現地時間25日に行われたフェイエノールト戦では、3試合連続ゴールを挙げることはできなかったが、ポストを叩く惜しいシュートを放つ場面もあった。
チームメートのテヴィーリクは、試合後に堂安についてコメント。「去年から、練習の中でもすでに力は分かっていた。日本から来て、最初は少しやりにくかっただろうけど、その頃から才能は垣間見せていた。僕らにとって素晴らしい選手だ」と20歳の日本人選手を評している。
「はっきり言って、より大きなクラブへステップアップする選手だ。少なくとも今季はここに残ってほしいと思っているけどね」とテヴィーリクは続けた。
オランダ国内のクラブでは、アヤックスとPSVが特に堂安の獲得に関心を抱いていると盛んに噂される。テヴィーリクは、現在両クラブの同じポジションでプレーする選手と比較した上で、アヤックスの方が堂安に向いているという考えを述べている。
「PSVよりはアヤックスに向いた選手だと思う。(イルビング・)ロサーノよりも(ハキム・)ジイェフに近いタイプだ。プレーの見方や判断の速さなど…練習中のゲームでも驚かされることがある」と同僚DFは堂安について語った。
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