メルボルン・ビクトリーの本田圭佑【写真:Getty Images】
オーストラリア・Aリーグ第5節の試合が25日に行われ、メルボルン・ビクトリーがシドニーFCにアウェイで2-1の勝利を収めた。オーストラリアメディアはPKで決勝点を記録した本田圭佑の活躍に賛辞を送っている。
開幕2連敗のあと2連勝を収めていたビクトリーは、23分に元スウェーデン代表FWオラ・トイボネンのゴールで先制。前半のうちに同点ゴールを許したが、71分に本田が自ら獲得したPKで決勝点を決め、3連勝を飾った。
豪州『FOXスポーツ』は、ビクトリーの勝利の立役者として本田の活躍ぶりを称賛。「ビクトリーで輝いたのはまたしても本田だった」「日本のスター選手はシドニーに今季初黒星を味わわせる上で重要な役割を果たした。試合を決めたのが彼のPKだったのは妥当なことだった」と伝えている。
『シドニー・モーニング・ヘラルド』は、通常のリーグ戦の試合としては数年ぶりの大観衆となる1万9000人以上が観戦に訪れて大いに盛り上がる試合になったことを強調。しかし、「スター選手の本田とトイボネンがホームチームのパーティーを台無しにした」「本田は氷のような冷静さで決勝点を決めた」と地元チームの敗戦を嘆いた。
Aリーグ公式サイトでも、「本田がヒーローに」とタイトルをつけてこの試合を伝えている。これで本田はAリーグで5試合に出場して3得点3アシストとなり、全試合でゴールに絡む活躍を続けている。
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