厳戒態勢のスーペルクラシコ【写真:Getty Images】
現地時間24日に行われるコパ・リベルタドーレス決勝セカンドレグは、試合前から大きな騒ぎとなっている。リーベル・プレートのサポーターの“襲撃”により、ボカ・ジュニオルスの一部選手がダメージを負った。アルゼンチン『クラリン』など複数メディアが伝えている。
クラブワールドカップへの切符を懸けたスーペルクラシコ。ファーストレグは2-2の引き分けに終わり、24日にリーベルのホームでセカンドレグが開催される。
この大一番が激しいものになることは明らかだったが、南米王者を決めるこの舞台では想像以上の混乱が起きた。
スタジアムに向かうボカのチームバスをリーベルのサポーターが囲み、様々なものを投げつけた。バスの窓ガラスは割れ、催涙スプレーで6人の選手が問題を抱えているとのことだ。
ボカのダニエル・アンヘリシ会長は、試合の延期を要請したが、南米サッカー連盟はキックオフを1時間おくらせ、現地時間18時(日本時間25日6時)にスタートすると発表している。
それでもボカ側は、この日のプレーが不可能だと主張を続けた。そのため、南米サッカー連盟はさらに開始時間を19時15分(日本時間25日7時15分)におくらせることを決定している。
『RT』によると、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長がプレーしなければ失格とするとボカに伝えた模様とのこと。クラブワールドカップ最後の1枠は、無事に決まるだろうか。
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