フローニンゲンの堂安律【写真:Getty Images】
オランダ1部のフローニンゲンを率いるダニー・バイス監督は、同クラブに所属する日本代表MF堂安律について、遅くとも今季終了後には他クラブへ移籍するという考えを示した。オランダ『DVHN』に語ったとして複数メディアが伝えている。
昨季からフローニンゲンに在籍する堂安は、欧州で急速に評価を高め、オランダ国内外の各国ビッグクラブが獲得に関心を示していると噂されている。早ければ来年1月の移籍市場で争奪戦が本格化する可能性もありそうだ。
日本代表としても活躍を見せ始めている堂安はベネズエラ戦、キルギス戦を終えたあと23日にクラブへ戻った。「堂安と話をしたが、満足げで熱意に溢れている様子だった。日本で家族に会うこともできたし、コンディションも維持して、彼にとって素晴らしい1週間だった」とバイス監督は堂安の様子について語っている。
「夏の時期と比べると、今の彼は非常にリラックスしているように見える。A代表に定着し、エールディビジでも好プレーを見せられているという事実ともちろん無関係ではないだろう」と堂安の充実ぶりを強調した。
移籍の見通しについては、「問題は冬に何も起こらないかどうかだ。私としてはもちろん、数カ月後であることを願っている」とコメント。今季中は残留したとしても、夏にビッグクラブに引き抜かれることは避けられないと考えているようだ。
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