2位のサンフレッチェ広島は6連敗【写真:Getty Images for DAZN】
明治安田生命J1リーグ第33節の全9試合が24日に各地で行われた。来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場に向けた上位争いも激しい接戦が繰り広げられている。
前節を終えて残り2試合となった段階で、来季ACLに出場できる3位以内の可能性を残していたのは2位から8位までの7チーム。2位のサンフレッチェ広島と3位の鹿島アントラーズは今節の結果次第で3位以内を確定できる可能性がある状況だった。
ホームに名古屋グランパスを迎えた広島は柏好文のゴールで先制したが、前半のうちに逆転を許して1-2で敗戦。絶不調のトンネルを抜け出すことはできず6連敗となった。
鹿島はアウェイでベガルタ仙台と対戦。34分に昌子源、70分に安西幸輝、75分にセルジーニョがゴールを奪って3-0で快勝を収めた。4位の北海道コンサドーレ札幌はジュビロ磐田を2-0で下した。
一方、浮上の可能性を残していた5位以下のチームはいずれも勝てず。FC東京は川崎フロンターレに、浦和レッズは湘南ベルマーレに、セレッソ大阪は柏レイソルに敗れ、清水エスパルスはヴィッセル神戸と引き分けた。
この結果、勝ち点56の2位広島、55位の3位鹿島、54の4位札幌の3チームが3位以内の可能性を残した。鹿島が3位以内に入って天皇杯で優勝した場合には4位チームもACL出場となるが、4位以内も現在の上位4チームに絞られている。
最終節は鹿島がホームでサガン鳥栖と対戦。札幌と広島は、ACL出場権獲得を懸けて札幌ホームでの直接対決に臨む。
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