万全のチーム状態で過密日程へ
再び始まる怒涛の日々—。11月23日から再開するブンデスリーガ。ボルシア・ドルトムントは24日にアウェイで1.FSVマインツ05と戦う。今年最後の過密日程だ。代表ウィークに入る直前の試合で、バイエルン・ミュンヘンを退けて堂々の首位に立つドルトムントの選手たちは、およそ4週間のうちに「8試合」をこなすことになる。
決勝トーナメント進出が懸かっている28日のCLクラブ・ブルージュ戦、12月8日のFCシャルケ04とのレヴィア・ダービー、そして今年最後の試合に現在2位と好調のボルシアMGとの一戦…ウィンター・ブレイクに入る前のこの1ヶ月も、重要な試合が目白押しだ。
もちろんその3試合だけでなく、1つ1つの戦いが重要だ。勝ち点3が懸かっていないゲームはない。慌ただしくタフな日々が続くことは間違いないが、22日に行われた会見でルシアン・ファブレ監督が語るところでは、陣容は整っているという。スイス人指揮官は次のように語った。
「今日のトレーニングには全員がいた。全ての選手のコンディションが整っている。これ以上怪我人はいない。(マルセル・)シュメルツァーだけが今日チームと共にトレーニングをし始めた」
パコ・アルカセルについては、2年間以上90分間プレーしていなかったことを理由に、まだ時間は必要と考えている。いずれにせよ、シュメルツァー以外の「全ての選手」がマインツ戦で起用可能な状態にあるようだ。
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