イングランド代表のジョー・ゴメス【写真:Getty Images】
リバプールは、サッカー界でも非常に珍しい「スローインコーチ」として今年夏から雇い入れていたトーマス・グランネマーク氏との契約を今季末まで延長した。英メディア『BBC』が伝えている。
デンマーク出身のグランネマーク氏は、異例のスローイン専門コーチとして今季からリバプールの選手たちを指導している。同氏はスローインで51.33メートルを投げた世界記録も保持しているという。
クラブはその仕事ぶりに満足しており、6ヶ月間の「試用期間」を終えた同氏との契約を延長することを決めたようだ。新たな契約は今季末の2019年6月30日までとなる。
18日に行われたUEFAネーションズリーグのイングランド対クロアチア戦では、リバプール所属のイングランド代表DFジョー・ゴメスが同点ゴールに繋がるロングスローを放った。それもクラブでのグランネマーク氏の指導の成果だったようだ。
「ゴメスのクロアチア戦でのスローインは、リバプールにとってもイングランドにとっても危険な武器になることを証明した。それほど頻繁には使われないとは思うが、相手はボールを外に出す前によく考えなければならない」とグランネマーク氏はコメントしている。
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