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クロアチアが泥沼の大苦戦、王者フランスはまさかの…ロシアW杯8強チーム、その後の成績は?【編集部フォーカス】

ロシアワールドカップ閉幕から約4ヶ月、日本代表を含め世界各国の代表チームがそれぞれの目標を抱きながら新たなスタートを切り始めた。中でも注目されるのがロシアW杯で好成績を収めたチームである。今回フットボールチャンネル編集部ではロシアW杯でベスト8に進出したチームの“その後”の成績を紹介。各国代表チームの現状はどうなっているのだろうか。

text by 編集部 photo by Getty Images

ウルグアイ代表

ウルグアイ代表
ウルグアイ代表【写真:Getty Images】

ウルグアイ代表
監督:オスカル・タバレス
ロシアW杯:ベスト8敗退
ロシアW杯後成績:5試合1勝4敗(得点8/失点9)

 ルイス・スアレスやエディンソン・カバーニ、ディエゴ・ゴディンら数々の世界的プレーヤーを擁するなど南米屈指の強豪国であるウルグアイ代表。ロシアワールドカップではベスト8に輝くなど、その強さを世界に改めて証明した。

 ロシアW杯後、初めての試合となったのが、9月のメキシコ代表との親善試合。その時は、スアレスの2ゴールなどもあり、4-1で同国代表を下している。だが10月のアジア遠征で韓国、日本に敗れると、今月の対ブラジル代表戦、対フランス代表戦でも敗北し、まさかの4連敗を喫した。今月の2連戦に関しては、得点を奪うことすらできていない。チームは今、正念場を迎えていると言ってもいいだろう。

ブラジル代表

ブラジル代表
ブラジル代表【写真:Getty Images】

ブラジル代表
監督:チッチ
ロシアW杯:ベスト8敗退
ロシアW杯後成績:6試合6勝0敗(得点12/失点0)

 チッチ監督の下、守備面の改善を試み、本来の強さを取り戻したブラジル代表。ロシアワールドカップではベスト8敗退に終わったが、同大会後は好調を維持している。

 9月の対アメリカ代表戦を2-0で勝利し、続くエルサルバドル代表戦では5-0で白星を挙げている。10月には同じ南米の強豪であり、ブラジル代表のライバルでもあるアルゼンチン代表に1-0と勝利。今月にはこちらも強豪・ウルグアイ代表との試合を1-0で制している。なんとロシアW杯後の6試合をすべて無失点で終えているなど、守備の安定感は増すばかりだ。また、アルトゥールやリシャルリソンといった新たなメンバーも加わり、攻撃陣もまた違った色を出し始めている。早くも、4年後のカタールワールドカップに向け、視界は良好と言えるのではないだろうか。

ロシア代表

ロシア代表
【写真:Getty Images】

ロシア代表
監督:スタニスラフ・チェルチェソフ
ロシアW杯:ベスト8敗退
ロシアW杯後成績:6試合3勝1分2敗(得点9/失点7)

 ロシアワールドカップでは開催国の意地を見せつけ、スペイン代表などを退けてベスト8進出を果たしたロシア代表。その後も、勢いを落とすことなくおおむね好成績を収めている。

 9月はチェコ代表に5-1の勝利を収めるなど、攻撃陣が爆発。ネーションズリーグではスウェーデン代表、トルコ代表と同組となり、2勝1分1敗の成績を収めた。惜しくも、グループ2位に終わり、リーグAへの昇格は逃す形になったが、最後の最後までスウェーデン代表と首位の座を争った。今月の親善試合、対ドイツ代表戦には0-3の完敗を喫したが、確実に力をつけ始めていることに、疑いの余地はない。

スウェーデン代表

スウェーデン代表
【写真:Getty Images】

スウェーデン代表
監督:ヤン・アンデション
ロシアW杯:ベスト8敗退
ロシアW杯後成績:6試合2勝2分2敗(6得点/6失点)

 ドイツ代表らと同組になりながら、グループ首位通過を果たし、そのままベスト8進出を果たしたロシアワールドカップから約4ヶ月。スウェーデン代表の勢いが止まることはなかった。

 9月の親善試合、対オーストリア代表戦を0-2で落とし、同月のネーションズリーグ・対トルコ戦も2-3で落とすなど、ロシアW杯後の出だしは最悪だったが、以降は見事に持ち直した。ネーションズリーグでは開幕節のトルコ代表戦以外は負けなし、その他の3試合はすべて無失点で乗り切った。そして、見事グループ首位通過を果たし、リーグAへの昇格を決めている。次なる目標はEURO2020出場。欧州最高峰の舞台で、ロシアW杯のような旋風を巻き起こしたい。

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