原口元気【写真:Getty Images】
日本代表は19日、20日に豊田スタジアムで行われるキリンチャレンジカップ2018キルギス代表戦に向けた前日練習を行った。
原口元気は「監督も言ってた通り、この間出たメンバー、プラスアルファの選手層、その他のコンビネーションであったり、質っていうのはなければいけないと思います。(キルギス戦は)おそらく出なかった選手にチャンスが来ると思うので、監督が悩むくらいのね、ホントにパフォーマンスをしなきゃいけないし、みんながそういう気持ちでいるんじゃないかなと思います」と抱負を語った。
堂安律や中島翔哉と言った20代前半の選手が多い攻撃陣の中で27歳の原口は経験豊富な選手として位置付けされている。「うまく行ってる時っていうのはホントにクオリティのある選手たちなので、勝手にうまく行くと思うんで。ちょっとうまく行ってない時間帯とか、なかなか点とれなかったり、もしかしたら失点するかもしれないし、そういう時にどういうリアクション取れるかってのは大事にしたいなと思いますけどね」とチーム全体のことを考えているようだ。
「どうやったら若手が気持ちよくプレーできるっていうのも見てきたんで」とロシアワールドカップでの香川真司らが若手に接する姿を見ていたようで「僕はそれを経験してきて、そういういい見本がいたので。まあ別に特に何かをしてもらったわけじゃないけど、苦しい時に彼らは引っ張ってくれたし。特別何かをするつもりはないけど、まあホントに苦しくなった時のリアクションだけは気を付けたいと思う。一番あいつが頑張ってるから頑張ろうみたいな、そういう立場で、そういうもので引っ張っていきたいと思う」と今度は自らがリーダーシップを取りに行く意欲を見せた。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
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