ルカ・モドリッチ【写真:Getty Images】
クロアチア代表のMFルカ・モドリッチが、「偉大な選手の鑑」だと話題を呼んでいる。スペイン『セクスタ』の番組の模様が、複数メディアで取り上げられた。
ロシアワールドカップで2位となったクロアチアは、UEFAネーションズリーグでグループBの3位となり、B降格が決定した。
UEFAネーションズリーグでは望んだ結果を残せなかったクロアチアだが、15日に行われたスペイン戦のあとでモドリッチが優しい笑顔を浮かべる場面が伝えられている。
ホームでのスペイン戦に勝利したあと、モドリッチはミックスゾーンを足早に通り過ぎてバスに向かおうとしたが、『セクスタ』の記者が見てほしいメッセージがあることを伝えると、足を止めてイヤホンを耳につけた。
メッセージの送り主は、7月16日に首都ザグレブで行われた凱旋パレードでモドリッチがステージに上げた少年。ダウン症のペーター君は、モドリッチに招待されたときはハッピーだったかと聞かれると、「はい」と笑顔で返答し、モドリッチはうれしそうにその様子を見守った。
ペーター君の姉は「心から感謝を伝えたいです。あなたは本当に心の大きな人です」と、モドリッチに感謝を伝えた。
笑顔でビデオレターを見たモドリッチは、「アンビリーバブルだ。本当にうれしいよ」と言葉を残している。
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