セルビア代表のアレクサンダル・ミトロビッチ【写真:Getty Images】
セルビア代表のFWアレクサンダル・ミトロビッチによるPK失敗が、非常に「恥ずかしい」ものだとして各国メディアから注目を浴びている。
セルビア代表は現地時間17日に行われたUEFAネーションズリーグの試合でモンテネグロと対戦。30分にMFアデム・リャイッチ、32分にミトロビッチが立て続けにゴールを決めて2点をリードしたあと、その数分後にはさらにPKを獲得した。
キッカーを担当するのはすでに1点を決めているミトロビッチ。プレミアリーグのフラムでも今季5ゴールを記録しているストライカーは、GKの意表を突いて柔らかく浮かせたボールで中央を狙ったはずが、クロスバーの上にまで大きく浮かせすぎてしまった。
スペインでは「パネンカ」、イタリアでは「クッキアイオ(スプーン)」と呼ばれるこの蹴り方。前日にはオランダ代表のFWメンフィス・デパイがフランスとの試合で成功させていた。
ミトロビッチは試合後に、「オランダのデパイを見て練習していた」とその影響を認めつつ、「何が起こったのか分からない。二度とやらないことは確かだ」とコメントしている。セルビア『RTS』が伝えた。
各国メディアもミトロビッチのこの失敗に注目。英紙『デイリー・メール』は「ミトロビッチが赤面もののパネンカ失敗」、スペイン『アス』紙は「(セルヒオ・)ラモスになろうとして失敗」、イタリア『スカイ』は「忘れたいようなクッキアイオ」などと伝えている。
【了】