セルヒオ・ラモスとデヤン・ロブレン【写真:Getty Images】
リバプールに所属するクロアチア代表DFデヤン・ロブレンが、レアル・マドリーのスペイン代表DFセルヒオ・ラモスを挑発するようなSNS投稿を行って騒ぎを引き起こしている。英紙『ガーディアン』などが伝えた。
クロアチア代表とスペイン代表は現地時間16日に行われたUEFAネーションズリーグの試合で対戦し、クロアチアが3-2の勝利を収めた。その試合直後にロブレンが行ったSNS投稿が物議を醸している。
試合の中では、ロブレンが空中戦の競り合いの中でS・ラモスの頭部に肘打ちを食らわせたかのような場面があった。ロブレンは試合後にS・ラモスを挑発するかのようにその場面の写真などを投稿。肘打ちは「サラーのために」やったのかというフォロワーからのコメントに対し、ロブレンは肯定するかのような絵文字も返していた。
S・ラモスは昨季のチャンピオンズリーグ決勝で、リバプールのエースであるFWモハメド・サラーを負傷させたとして批判を浴びた。実際にはS・ラモスに非はなかったようにも見えたが、その後もイングランドやリバプールのサポーターとS・ラモスの“因縁”は尾を引いている。
クロアチア代表のズラトコ・ダリッチ監督はロブレンのSNS投稿を問題視している様子を見せ、「個人的にデヤンと話をするつもりだ」と17日の会見でコメント。だが「チーム内のことだ。公にしたくはない」と、その話の内容を明かすつもりはないと主張している。
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