ジェノアのクシシュトフ・ピオンテク【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのニューカッスルは、イタリアのジェノアに所属するポーランド代表FWクシシュトフ・ピオンテクの獲得に関心を抱いているとみられている。地元紙『イブニング・クロニクル』が伝えた。
夏の移籍市場ではFW武藤嘉紀などを補強したニューカッスルだが、今季プレミアリーグでは開幕から10試合白星なしと苦戦。その後の2連勝で復調の気配を見せてはいるが、下位を脱出するには至っていない。
特に12試合で9得点という攻撃陣の物足りなさには、サポーターも不満を抱いているようだ。ラファエル・ベニテス監督は冬の移籍市場で再び前線の補強に動く可能性もあるかもしれない。
新戦力候補として特にニューカッスルが注目しているのが、今季のセリエA序盤戦でゴールを量産したピオンテクだという。23歳のポーランド人FWは開幕から7試合連続ゴールで計9得点を記録。その後の5試合は無得点に終わっているが、クリスティアーノ・ロナウドらを抑えて得点ランク首位に立っている。
ニューカッスルは今季のジェノアの試合にすでに何度もスカウトを派遣しているとのことだが、ピオンテクにはユベントスやナポリなども関心を示しているとみられ、激しい争奪戦も予想される。もしニューカッスルに加入すれば武藤にとってはポジション争いの強力なライバルとなりそうだ。
【了】