FC今治オーナーの岡田武史氏【写真:Getty Images】
日本フットボールリーグ(JFL)セカンドステージ第14節の試合が18日に開催された。元日本代表監督の岡田武史氏がオーナーを務めるFC今治は、来季J3への参入条件となる年間通算順位4位以内を達成することができなかった。
来季のJ3ライセンスを交付されたクラブが今季JFLで4位以内に入った場合、その他の条件も満たせば来季のJ3参入が認められる。前節の結果によりヴァンラーレ八戸が4位以内を確定させてJ3昇格への順位条件を満たしたが、今治は4位から5位に後退して最終節を迎えることになった。
最終節の試合では勝ち点1差で4位のソニー仙台FCを上回る必要があったが、ホームでホンダロックSCと対戦した今治は1-1のドロー。ソニー仙台はFCマルヤス岡崎に勝利を収めたため、今治は4位以内への浮上を逃した。
一方で八戸は、J3昇格に向けたもうひとつの条件となる年間平均観客数2000人以上を達成するため、最終節のホームゲームで961人以上の動員が必要だった。テゲバジャーロ宮崎と対戦した試合には4075人の観客が集まり、その条件もクリア。J3昇格の承認は確実となった。
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